A Chance To Love 第6話【ネタバレ感想】(Love by chance 2)〜キスは安売りしてはいけません!!!
どうも〜!
可愛い王子様みたいなCanさんが強いLBC SS2!なんでこんな童顔なんだろう…すごい…って6話で独り言いっちゃいましたよ…笑
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目次
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【前回(第5話)の内容】
【A Chance To Love 第6話ネタバレ】
1. 目には目を、歯には歯を!じゃないの…?
2人でTinの車のボンネットに座って、一息をついているのでしょう。
Tin「俺を哀れに思うか?」
そうTinが呟くと、
Can「誰がそんなこと言ったんだよ?教えろ。そいつの顔殴ってやる。」
Canはこう言ってからも止まることなく、感情を曝け出します。
俺はお前の兄貴を軽蔑してる、自分の弟によくそんなことできるな、俺だって妹はいるけど、どんだけ酷い態度取られてもあいつが誰かに何かされたらあいつの為に戦うしそいつの顔を殴ってやる……などと言ってると、Tinはその頭をCanに預けます。
すぐさま静かになるCan。
(見て!Meanくん(Tin役)の耳真っ赤!泣いた後だから?恥ずかしいから?かわいい!)
Tin「ありがとな。」
そう言われるとちょっと心がくすぐったくなったのかふわっと柔らかい雰囲気になって、Tinの頭を撫で撫でするCan。可愛いくせにこのシーンのCanはほんとにかっこいい。王子様や。
Can「何にだよ。俺はなんもしてないよ。」
Canの好きなようにさせて前を見るTin。
Tin「したよ。」
Can「(俺は)何したの?」
Tin「俺のそばに居てくれてる。」
Can「…うん、俺はここに居るよ。」
それを聞いて小さく頷くTin。
どれくらいそうしていたでしょうか。…ふと気づくと何やら鼻息荒いCanが。何事かとTinが聞くと、Tinの兄への怒りでわなわなとしていた、あー殴ってやりたい!とのことでした(お顔可愛い)。そんなCanの手を握ると約束させます。
Tin「俺の兄貴に会っても関わらないって約束してくれ。お前に何するか分からないから。」
Can「でも…」
Tin「約束してくれ。」
Can「うん…わかったよ、努力してみる。」
でもさ、その問題解決するには目に目を!歯には歯を!ってやつじゃないの、部長が言ってたよ!仕返ししないの!と言うCanに、呆れ地味に首を横に振るTin。
ところで家に入れられなくてごめんね、家族起こしたくなくてとCanがいうと…
首筋にキッス…!
もうなんかキスが普通になるくらい軽くチューかましてくるじゃんTin様。
Can「Tin〜〜〜!!!」
Tin「これで充分だよ。」
中入りな、もう遅いからと優しくいうTinに、俺の許しなくキスしたな!と返事するCan。
(気付いてる?許可出たらキスしていいってことになるお???といいたい。)
ほら、おやすみ、と背中を押すTinに、兄貴になんかされたら顔に一発お見舞いしてやれよ、分かったな?と物騒なことをいいつつ笑顔で立ち去るCan。その背中を見て、ありがとな…と呟くTinなのでした。
でもCanの言う通りですよね。やり返したっていいのにそうしないのはなんだろ、優しさ?あと、Canに関わるなって言ったのはTulがどこまでも非道だからCanを守る為に言ったのかなんかのか…気になりますね。
2. Aeおかえり!
ある女性が店で昼ごはんを食べている。Aeの家です。母親の背中が目に入るとゆっくり近づくAe。
Ae「母さん、ただいま。」
声に気づいたお母さんはAeを見て何とも言えない表情をし、無言で我が子を見ます。
Ae「母さん、そんな顔しないで。俺は大丈夫だから。」
その言葉を聞くと、黙って思い切り我が子を胸に抱きます。随分と大きくなったねAe。
Aeママ「いいのよ。私はここにいるから。」
若干涙目になるAe。
Ae「…うん。」
そうして家の前でぼーっと座り込んでいるとそこにやってきたのはPondとMai。毎日顔を合わせてるのに週末まで何で顔合わせなきゃいけないんだよと憎まれ口をたたくもAeはきっと嬉しいんですね。こんなに気にかけてくれる存在がいて良かったね。
みんなでAeの部屋でお酒を飲んで(てかAeの部屋変わったな…)、しょーもないことを言い合っているPondとMaiを見て、Aeは笑います。そんなAeを見て2人はAeが笑った!昔のAeに戻ったぞーー!泣きそう…!とお祭り騒ぎ。大袈裟だなというAe。嬉しそう(笑)君たちがAeに笑顔を取り戻してくれたんだよ!!!
そして最後にPondの自撮りで3人仲良くカメラに収まるのでした。
その写真をFacebookにポストしたAe。遡ってみるとAeはこの頃頻繁に近況をポストしています。投稿をみる怪しげな男。Tumと一緒にいたバンドメンバーのKeenです。何者…?
Keen「またポストした。とても興味深い奴だな。」
そういってニヤリ…。
頼むからAePeteを邪魔せんといてくれな???!
3. 差し入れの御礼はお前
部活に勤しむCan。忖度ドリンクで一息ついているとTinからグラウンド前で待ってるとのメッセージが。Tinに何かあったのではないかと心配したCanは急いでグラウンド前まで走ります。
Can「Tin、大丈夫か??!兄貴になんかされてないよな??!」
そんなCanの様子を見て微笑むと、
Tin「心配した?」
Can「当たり前だろ!前回お前に会ったときはめちゃめちゃ落ち込んでたから、何があったんだと思ったんだよ。何もないのに俺を呼び出したの?…なんでお前はこうなんだよ…。」
言葉尻がどんどんすぼんでいくCanを見て嬉しそうに笑うTin。次の瞬間…
ほっぺにキッス…!
もう流石に驚かんわ我。外国の挨拶か並みに頬ちゅーかましてくるやんか。サワディーカーだよ(?)。
ん"ん"ん"んんんぅううう!何すんだよ!!!といってちゅーされたほっぺを力強く拭き取ろうと擦るCanに、これ、と袋を差し出すTin。貢ぐやん、すーぐ貢ぐやん。
Can「おい!Tin!金じゃ俺を買えないって言った…」
Tin「知ってる。タダであげるんじゃないよ。」
その言葉を聞いて袋の中を覗き見るCan。やれやれ…みたいな表情をして、周りをきょろきょろして人がいないかを確認します。
すると、
Can「ん!」
えええええええええええ!!!
ねぇ、かっ可愛いっかわいい!キスを安売りすんなばかぁあああ!!!!(発狂)
Tin「何してる。」
訝しげにみるTin。
いやアンタ、それ据え膳食わぬはなんとかみたいな状況になってるの気づかないのかね!
そう言われて恐る恐る目を開けたCanは、あぅっ…というと、
Can「お前いつも俺にキスしてくるだろ。タダじゃあげないって言うから、ほら、好きなとこにキスしていいよ。」
って言ってまたも目を瞑って唇突き出してくるCan。
はーーーーーー???!!
一回落ち着いて欲しい(お前がな)。おかしいと言うことに気付いて欲しい。ちゅーの代わりにお菓子ってアンタ。いいのそんな安売りして!!!
あ、え、えっと…みたいな感じなんだけど、そんなことをお首にも出さず、ポカンとCanを見るTin様は今しがたCanに言われた言葉を恐らくしっかり認識して、にやにやと笑い出します。
(ねぇ、耳赤いよMeanくん(Tin役)。Planくん(Can役)が可愛すぎて照れてんのなんなの←可愛すぎて怒り口調)
Canのお口をぎゅって握ると、
Can「もごもご(なにすんだよ…)。」
Tin「もう貰ったよ。」
Can「……いつ?」
Tin「次回はお前が汗ばんでるときはするなって教えてくれよな。」
そういって自分のほっぺたをトントンするTin。
Tin「しょっぱいから。」
それを聞いて自分のほっぺたの汗を舐めるCan。いやもうアンタ、可愛いのかお茶目なのか、あぁ(言葉にならない)。お菓子の袋を渡すと、授業あるから行くな、というTin。ちょっと恨めし気な視線を向けるCan。
Tin「後で電話する。」
Can「かけてくんなよ、出ないからな。」
Tin「出ろよ。」
ニヤッと笑って車に乗り行ってしまうTin。車が去るのを見ながらほっぺをなおも擦って、
Can「なんであいつにちゅーされるたびにうんこ行きたくなるくらいくすぐったく感じるんだ?」
(どゆこと?笑笑)
考えるなCan!と言いながら悶えるも、またも袋に入ってるお菓子に気を取られ美味しそう!と言い始める5歳児Canなのでした。
4. 差し入れのお菓子になりたいKengkla
忖度お菓子のお時間です。Kengklaとtechnicは時間が終わった後、Technoの通う大学まで来ていました。目的は愛しのTechnoに差し入れを渡すこと。まだTechnoは自分に会いたくないだろうと察しTechnicを使い差し入れを渡します。
そんな差し入れにはハートの付箋と共にこんなメッセージが。
Kengkla『このお菓子みたいに貴方のお気に入りになりたい』
それを見て微笑むTechno。変化に聡い弟Technicは何で赤くなってんの〜?と兄を揶揄います。任務完了とばかりにOKサインを送り合うTechnicとKengkla。
てかやっぱKengklaイケメンじゃね、ほんま何この綺麗な顔…さすがや…。
5. 賄賂を受け取る部長、アホ部員1名、勘違い部外者1名
夜練後、何やらTechnoに絡むJob。なんでも次の試合に可愛い子が来るから出させて欲しいとお願いをしているJob氏、Technoに賄賂として映画館チケットを渡します。
その現場に居合わせたCan。2人の背後から迫ってガッチリ肩をホールド!
何してんの?と言い寄ると、話を逸らすようにJobが俺らをつけてたのか?びっくりさせて俺が心臓発作起こしたらどうすんだよ??と言います。
Can「俺にもチケットは?」
ないよと返すJobに、なんでTechnoだけなの〜と言って、
Can「いいもん!Technoが賄賂受け取ったって言いふらしてやる〜〜!」
と大声でわーわー騒ぐとTechnoとJobが急いでその口を塞ぎます。他の人に聞こえるから!と焦っていると、Canの口を押さえているTechnoの腕をはたく者が。
この状況を見ていたTinでした。
Can「Tin!どうしてここに?」
Tin「来い。」
そういうと無理やりCanを引っ張るTin。痛いから引っ張るなよ!とまたも騒ぎながら引っ張られるCan。(Canは、お前は人力車引く奴の息子かよ!とよくわからない例えしてました。)
Techno「俺何かしたか?なんであいつは俺を殺めたいみたいな目で見てきたんだろ?」
これはCanに気安く触った男に嫉妬したと捉えればいいんでしょうけど、もし本当に賄賂として受け取ったなら間違いなくお前はなんかしてるぞTechno。
その後はともかくこれ(映画チケット)で家に帰らない口実ができたからいいことだ、というTechnoに、なんの話スカ?と斬り込むJobくん。あーーと困った声を出すTechno…困るなら声に出すなっていう(それが可愛いんだろうね)。
おいーひっぱんなよ!お前と俺の脚の長さ違うの見たらわかるだろ!とか褒めてんのかよく分からん言葉を投げつつ、Tinに引っ張られるCan。急に立ち止まったTinが不機嫌そうな顔をしていることに気づいたCanは、不機嫌そうな顔しないで笑ってよとTinに話しかけます。
Tin「お前はあの男が好きなのか?」
Can「あーTechnoのこと?もちろん、Technoのこと大好きだよ!良い人だし、いっつも叱られるけどご飯奢ってくれるし。」
おいおい、Tin様の嫉妬心に火を着火するぞCanや。
Can「でも俺怒ってる。JobはTechnoを映画に誘ったのに俺を誘ってくれなかった。…そこにお前が割って入ってきたんだよ!もう少しでタダで映画観れたかもしれないのに。」
Tin「…俺の家で映画観るか?」
ん?みたいな顔をするCan。
Tin「…どうする?」
6. 伝説の「アローイ(美味しい)」映画キスシーン来るか?
本当に金持ちなんだな〜とTin家のでかい入り口を見るCan。
なんの映画観たいか決めた?とTinが聞くと、ゾンビ映画とホラー映画も観たいし今日帰れなくなっちゃう……と返すCanに、
Tin「帰らなきゃいい。」
というも、Canはだめだよ〜ママンの料理が待ってるもん〜、と断ってきます。そこですかさずシェフにお願いしてイタリアンのフルコースを用意して貰ったと餌をぶら下げるTin。(この男…やりおるぞ…)そして勿論ひっかかるCan。
Tin「これでもっとデートらしくなるな。」
そういうTinの腕を両手で掴んで、
Can「なんでデートになるんだよ。俺らは遊んでるだけだろ。」
Tin「…映画を観てディナーを食べる。どんだけバカな奴でもデートだって分かるだろ。」
それを聞いたCanは映画…ディナー…と固まります。
ナチュラルに頭を撫でると、ほら行くぞと玄関に向かうTin。なんでこれがデートなんだよと文句を言いつつその跡を追うCan。
なんなんすか??!もう少女漫画ですか??(興奮はまだ早い)
リビングルームでゆっくりしているとCanがTulとちびっこ(Tulの息子)の写真を見つけます。
Can「俺は本当にお前の兄貴が嫌い。」
その言葉を聞いてフッと笑うTin。するとそこにちびっこがやってきて、ソファーで腰掛けているTinとCanの間に目掛けてジャンプ!座り込んできます。
Tinおじさん今日家にいるの〜遊んでとばかりにTinに構うちびっこを憎々しげな顔で見つめるCan。
Can「おい、調子はどうだ?お前はお前のパパみたいに悪い奴なのか?」
お、大人げない(笑)てか冷静に初対面にいう言葉ではない(笑)
パパを馬鹿にするな!いい人だもんというちびっこに、悪い人だよと張り合うCanですが、そんなCanにTinからの視線が。Tinからすれば悪いのはちびっこでもちびっこのママでもなく、復讐をするのであればそれはTulだけだから。
そんな言葉を聞いてちびっこと仲直りを図るCan。
無事仲直りするとここからは3人で映画鑑賞。ちびっこの視界遮ったり、ポップコーンを一緒に食べたり、食べさせたり。
みてよこの家族感。たまたまだろうけどCanのこの座り方もあって、なんかよく分かんないけどいい嫁感出てるよ。そしてついにはちびっこと一緒にソファーで寝落ち。
…てか童顔すぎひん?なんかおかしない?童顔やんな???
そんな眠りこける2人を呆れたように笑って見つめながら毛布をかけてあげるTinはもはやパパ!いい夫!
あーでもあれか、LBCのときのアローイキッスが見れると思ってたから違うんかってなってました。ま、これはこれで可愛いからいいけどね、と思っていたら…
川沿いで腰掛けているCan。背後からゆっくりと近づき横に同じように座るTin。2人は道路脇の電灯の光が水面に反射してキラキラとしている川を静かに眺めます。
もう甥っ子寝かしつけたのか?と声をかけるCan。すると此方に身体を向けて真剣な顔をするTin。
Tin「お前が好きだ。」
Can「知ってるよ。」
Tin「俺はお前を口説いてる。」
Can「だからなんだよ?」
Tin「俺は今、お前を口説いてるんだ。」
Can「〜〜!それはもう知ってるよ!なんで同じこと言うんだよ!お前がしたいことすればいいじゃん!お前は俺を口説いてもいい、好きになってもいい。」
Can「でも…まだ分からないんだ。まだ自分が大丈夫かそうじゃないか分からない。」
それを聞くとそっと顎クイするTin。
Can「なに?」
Tin「お代を貰う。」
Can「…なんの?」
Tin「お前が口にしたすべての食べ物の。」
Can「また俺にキスするの?」
と不服そうな顔をしたのは一瞬の話。
Can「ん」
そしてキス顔をして受け入れる準備をするCan。今度はちゃんと据え膳食うTin。
もうたまらんキッス。
ちゅっ…という音をさせて唇を離したTin。
Tin「Can。口を開けろ。」
Can「やだ。」
Tin「開けろ。」
Can「やだっていって……」
Canが言い切る前にまたもキス。
初めは目を開いていたCanもそんなTinを受け入れるように目を閉じ唇を感じます。
(はむはむしてます…!)
ゆっくりと目を開く2人。唇を離します。
Tin「お前が好きだ。」
真剣な目で告白するTin。
Can「なんなんだよ…。」
なんて言えばいいか分からなくなったみたいにとりあえず文句を言ってみる。照れているCanはそれからちょっと困ったように微笑んで下を向きます。そんな反応を見て嬉しげに微笑むTin。
Can「ばか…」
そう言ってTinの腕を押すCan。
そしてまた大きな川を2人静かに見つめるのでした。
7. 伏線を張ってくるKeen
バンドの練習中、ギターを演奏している最中に誰かから連絡が来たTum。演奏を中断してまでも部屋を出て電話をとります。その様子を見てたバンド仲間のKeenはTumの跡を追いました。
(演奏途中で投げ出された仲間の可哀想感半端ない…)
弟か?と聞くKeen。その電話の相手は案の定Tarで、TumによればTarが母親と連絡が取れないと言っていたから何事かと思っていたけど大したことなかったということ。過保護だよな、というTumにそんなことないよというKeen。
「お前だけだよ俺のこと理解してくれるのは…」とTumが返すと、Keenは「俺の事も知りたい?」と意味深な発言。冗談だと思っているTumに、そう言えばお前が言ってたインスピレーションだけどある奴が参考になりそうで見つけたんだという。場面はそこで終わります。
…お??それはもしやAeでは???!
Tumのラブソングを書くインスピレーションを与えられるのはAeということでは???
一体誰なんだ……!?!
そしてまたも夜。TarはTumにお電話をし、休みが取れたから近々タイに帰ると報告。迎えにきてほしいな〜なんて話をしつつ、2人はTumの大学で開催されるミュージックフェスティバルに行く約束を取り付け電話を切るのでした。
8. Tul、ターゲットロックオン
何やらGonhinに所縁のある石を見つめながら先ほどの出来事を反芻するTul。Phupha(Tulの息子)が自分の元に駆け寄ってきたので、今日はどんな1日だったのかと聞くと、息子はTinの友達と戦って勝ったんだという。PhuphaはTinの友達(Canですね)がTulのことを悪い人間と言っていたと告げ口します。
そんな記憶を反芻して、Tulは誰かに電話をかけます。
Tul「Tinの友達というCanについて調べてくれ。」
電話を切ると石を手で弄びながら独り言。
Tul「俺はTinにとっての大切な人が知りたい。どうか怒らないでほしい。」
そう石に向かって話しかけるのです。Gonhinに関係ある?
てか待って、Canに手出すなよーーーー??!
9. 愛って何なんだろう
サッカー場。Aeはあれからサッカー部に復帰していました。胡座で座るCanの横で靴紐を結び直しているAe。
Can「Ae…愛ってなんなのかな。」
Aeはその言葉を聞くとCanの横に腰を落ち着けます。
Ae「…なんで俺に聞くんだ?」
Can「俺はただ考えてたんだ。最近さ…食べ物食べても美味しくないし、夜も寝付けない。便秘気味だし。…いつもあいつが好きかどうか考えてるんだよ。だから俺は実際のところ愛って何だろうって考えてたんだよ。」
Ae「…俺は他の奴にとっての愛が何なのかは分からない。でも俺にとっては………それはPeteを意味してる。」
それを聞いて目を見開くCan。きっとなんだかいけないことを聞いてしまった、と思ったのでしょう。下を向くと申し訳なさそうに、
Can「…ごめん。」
と言います。そんな様子を見たAeは優しく笑ってCanの背中をたたきます。
Ae「大丈夫だよ。…お前に正しい答え言ってあげられなくてごめんな。よく考えるといいよ。」
そういってCanの背中を気合を入れるようにパンッと叩き、お前ならできるよ、と言うとAeは練習に戻りました。残されたCan。
Can「なんで痛みしか俺には見えないんだろう。」
そうしてゴール練習をするAeの方を見ながら一言。
Can「俺はお前のようにはなりたくないよ…Ae…。」
本当に一途なAe。Aeは前を向き始めたけどきっとまだ苦しんでる。楽しいことばかりじゃないし、むしろ辛い。きっとそんな感情に支配されたくないんだろうな、Canは。
10. 2人の関係性を左右する決定的な言葉がついに
練習が終わり、Canがサッカー場の階段を降りていると目の前にはTinがいて、自分を待っていました。Tinの姿を見つけると目を逸らして引き返そうとするCanにTinが名前で呼びます。
Tin「Cantaloupe」
そう言われると誰にも聞かれていないか周りを確認し一目散にTinの元へ駆け寄るCan。
Can「フルネームで呼ぶなって言っただろ!Canって呼べ。ただのCan!」
Tin「"ただのCan"」
Can「俺の邪魔しに来たのか?…何笑ってんだよ。」
Tin「なぜ俺から隠れる?」
分かりやすく動揺するCan。目が泳ぎます。
Can「誰が言ったんだよ…俺はそんなことしてない!誰がお前から隠れてるんだよ、考えすぎだよ!」
Tin「してる。」
Tin「でも俺は嬉しい。」
Can「何で嬉しいんだよ。頭おかしいのか?」
Tin「だってそれだけお前が俺のことを考えてくれてるってことだから。」
動揺して目がきょろきょろし出すCan。
Can「それはお前の妄想だろ。俺はお前のことなんか全然考えてないし…。」
そう言うCanを見て微笑んだTinは、Canの腕を掴み何処かへ連れ出そうとします。そんなTinをグッと引き留めて、
Can「どこ連れてく気なんだよ?」
というと、
Tin「…どこか静かに話せるところに行こう。」
と言われます。Tinの腕を振り払うCan。
Can「行かない。言いたいことあるならここで話せよ!…なんだよ。」
そう言われると一息つき、今度は真剣な顔でCanを見つめるTin。小さく唾を飲み込むと決意したように口を開きました。
Tin「俺の彼氏になってくれないか、Can。」
…はい。
ということで。だから静かな場所行きたかったんだよーーーーー!!!
ついに!!!きました!!!LBC最終話まで!
LBCは一回フラれてましたのできっとTinはフラれるんですけど、一回。でもこれからっすよね!!!楽しみです!
ということで今回はここまで!
画像参照元: WeTV