Nong's blog

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こんにちは!このブログでは気まぐれにタイや日本のBLドラマのネタバレや感想をまとめてお届けしております。

A Chance To Love 第12話【ネタバレ感想】(Love by chance 2)〜きてしまったよ最終回

どうも~!

どんだけ間空いたんだ…ということで遅くなってすいません。

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てっきり14話くらいあると勘違いしてて観終わってから、あ、これ最終話なの?となりましたA Chance To Love。最終話なんですけど個人的にツッコミどころが多すぎてネタバレしつつもちょっとうるさいかもしれないんですけど許してね(笑)

 

◇◇◇◇◇

目次

◇◇◇◇◇

【前回(11話)の内容】

 

【A Chance To Love 第12話(最終回)ネタバレ】

1. 父から託された希望

Gonhinに会いに来たTin。GonhinはTinTulの父上からイギリスで仕事をもらい一人で生活をしていました。もうこちらに来て何年も経つのに誰かと付き合ったりしないのか、という顔に一瞬顔をこわばらせるGonhin。

Gonhin「貴方様がここにいらっしゃったということは、何か私にできることはありますか。」

Tin「貴方はまだ僕の質問に答えていない。」

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本題から逸らそうとするGonhinを許しません。それにしてもTinのタートルネックに黒ジャケット似合いますね(そこじゃない)。

Gonhinは私にそんなかしこまった態度とらないでくださいというも、状況は変わったというTin。どうやら数年前にもTinはGonhinのもとを訪れたようで(留学中の話かしら)、その時はかしこまっていなかったんだからとまたも話題を逸らすGonhinに容赦なくTinは本題をたたきつけます。

Tin「どうして兄さんみたいな人を愛せるんだ?」

その言葉を聞いて、何も言葉が出なくなったGonhin。そんな様子を見て、Tinは納得したように頷きます。

Tin「最初は驚きました。タイに戻ってすぐ、父さんは私に貴方に会うように言った。最初は貴方に私の付き人になるようお願いしてほしいからそう言ったのだと思っていました。でも今、そういうことではないと分かった。」

一旦間をおくTin。

Tin「彼は貴方に僕へ真実を話してほしかったんだ。」

それを聞くと驚いたように、でも冷静に聞き返すGonhin。

Gonhin「彼が貴方様にそうおっしゃった…?」

それを聞くと微笑んで頷くTin。

Tin「たとえ父さんが貴方と、兄さんに貴方の住所を教えないと約束したからと言って僕がそれに含まれていたわけじゃない。」

観念したように息を吐くGonhin。

Gonhin「他に彼が貴方様に伝えたことは…?」

 

回想に入ります。

Gonhinについて知りたいと父上に言ったTinに対し、父上はGonhinの住所を渡しました。なぜ住所を渡してきたかわからないTinは、自分の付き人になってもらうわけじゃないなら父上がTulとGonhinの関係を自分に知ってほしかったからでは?と問います。

Tinにとって自分が一家の長だったり、この会社の社長見えていたりするのかもしれないが、自分はバカな大人でどう息子(TulTin)や小さいころから知っている人(Gonhin)を助けてあげればいいかわからなかったんだと語りだしました。

それを今言うっていうのは…

Tin「つまり貴方はGonhinの住所を私に渡して賭けてるってことですか?」

Tinにどうにか解決してほしいって思ってるの?もしや。

父上「何度も言ってきたように、お前はいつもいい子だ、Tin。」

半ば呆れた目で父親を見返すTin。

Tin「つまり貴方は私みたいな良い子があの二人の仲直りを手伝ってくれるって願っている、そういうことですか?」

するとフンッと笑って、そういうことじゃないよという父上。

父上「私は自分が生きている間に子供たちの幸せが見たいだけの我儘な大人なんだ。」

……いやそれおま、つまりTinにやらせようとしとるやないかーーい!え?これ酷い仕打ちを受けたことに変わりないTinにやらせるっていうの?うん???

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Tin「どういう意味ですか。」

それな。

父上「Tin、人生は短い。…私は私の人生における愛を少し前に失ったばかりのように思っている。」

整理しますと私の理解があっていれば、父上はTulのお母さまと結婚したとき、その女性は自分で選んだ女性だったと。でもその後離婚して、Tinのおばあ様が選んだ相手と再婚してTinが生まれた。なので、今のTinママは父上的には愛じゃないって、そういうことなのかなと思ってます(違ってたら教えてほしい)。

父上「でも実際はもう数十年も経ってしまった。」

そして父は息子に伝えるのです。

父上「私はお前たちに自分のように時間を無駄にしてほしくないんだ。」

どこか納得できないように、父上からもらったGonhinの住所が書かれた紙を胸ポケットにしまい、立ち上がったTin。

Tin「期待しすぎないでください。貴方が言ったように貴方は私に何も期待をしてこなかった。」

父上「…お前がやりたいようにやりなさい。」

その言葉が本当であればきっと、Tinにとってこれは初めて父上から託された希望。相手があのお兄さんのことということもあり複雑な気持ちなんじゃないかと思う一方で、Tulのことをどこか嫌いになれないTinもいたんじゃないかと思うので、素直にこのことをどうにかしたいって思ったんじゃないかって思うんです。

じゃなきゃイギリスまで来ない。Gonhinと電話を前にしてたくらいなんだからそれだけ本気なんだよね。

 

Gonhin「だから貴方はここに来た。貴方の父にそういわれたから。」

Tin「僕がここに来たのは誰のためでもありません。僕はここに僕が来たいと思ったから来たんです。」

強い口調のTin。

Tin「僕は自分が過去に犯した間違いを償うために来た。」

そういうとGonhinはTinにつけられたこめかみの古傷を触りました。

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Gonhin「貴方のお兄さんの小さいころのことを知りたいですか?」

Tin「…だから僕はここに来たんです。」

 

2. TulとVadeeの別れ

石を握りしめながら遠くを眺めるTul。そこにVadeeはやってきました。最後のお別れなのでしょう。荷造りはできた?なんて確認しあって、VadeeがいなくなったらPhuphaはきっと君を恋しがるだろうね、と神妙な面持ちで話すTul。

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Vadee「私は自分の息子を置いてくなんて悪い大人ね。」

Tul「そんなことないよ。君には感謝しなきゃいけないね、Phuphaを僕と一緒にいさせてくれるなんて。」

口調はとても優しげなTul。今までTinやGonhinと話してるシーンしか見てこなかったからこんな声出すんだというか、弱っているというか。

Vadee「私はここに息子を置いていきたくなかったわ。でも私、怖かったの…。」

言葉を詰まらせるVadee。初めて正面からみたけどまじで美人やん。

Tul「怖かったの?何かな?何も怖がることなんてないよ。」

Phuphaがここにいて何も恐れることはないと安心させたいTul。でもそうじゃない、というように俯くVadee。

Vadee「私、怖かったの…。もしPhuphaが貴方といなかったら、貴方はもう生きていけないんじゃないかと思って。」

驚いた顔をするTul。PhuphaをめぐってGonhinと約束したあの過去。

Vadee「私は何も言わなかった。でもだからってなにも知らなかったわけじゃないわ。」

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Vadee「これまで、私たちの息子が貴方が私といてくれる理由だった。」

Tul「すまなかった…。」

Vadee「謝ることなんてないわ。もう過去のことよ。」

今までTulは自分のことを大切に扱っていたというのは分かる、だけどキスだってそういうことだって恋人らしいこと何一つしてこなかったことに耐えられなかったというVadee。

Vadee「最後に貴方を抱きしめてもいい?」

VadeeはTulのことが嫌いになったわけじゃないんでしょうね。でももっと幸せになりたいって思ったのかな。その目には涙が浮かんでいました。思わず抱き締めるTul。

Tul「今まで申し訳なかった。」

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お互いのことが嫌いじゃない、うまくいっていたようにも見えた。だけどやっぱり最愛の人は別にいて心はここにあらずだった。二人ともずっと辛かったんでしょう。これで二人はそれぞれの人生を歩むということか。

(ていうか終始身長差美しすぎない?って思ってました、関係ないけど。Tulの中の人モデルとかやってるもんね、高そうだな…スタイル良い…!)

 

3. Tulはずっと愛していた

Tin「貴方はもしかして兄さんが前に誘拐されたことがあって、そのおばあ様が誘拐犯に殺してもいいといったっていうんですか?」

いきなり物騒な話するな…。なんでもTinのおばあ様はTulのこと、Tulの根性が嫌いで同じ地球上に生きているというだけでも嫌だったといいます。Tulはよく叱られたり罰を受けていたり、侮辱されたり虐待されていたりして、Methanan家の一員と認められなかった。Tinが生まれてからはより一層それがひどくなった、Tinの母はおばあ様が選んだ相手で、Tinこそが実の後継者だと思っていたから。

Gonhin「ずっと…Tulの人生は本当に酷いものだった。」

Tin「俺は幸せ者になった一方で兄さんは…」

Gonhin「…貴方に軽蔑された。…私は貴方に彼を許してほしいなどと言いません。彼がやったことに言い訳はできませんから。」

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Gonhin「でも貴方のお兄さんは貴方を愛しています。貴方を愛すと同時に嫌ってもいました。だって何を言おうと貴方は彼にとって唯一の兄弟、そして彼が唯一の家族だ思える人間だったから。」

それを聞くと笑って、Tinは構え直しました。

Tin「それは僕じゃありません。貴方だ。」

そう言われるも首を横に振るGonhin。続けてTinはTulな息子の名前が"Phupha"であると伝えます。

父はTul(『内省』などの意味)、妻はNapavadee(『選択』などの意味)なのに、生まれてきた子はPhupha(『山』などの意味)。ところで偶然にもGonhin(『石』などの意味)の苗字はPatapee(『大地』などの意味)。→石+大地=山?

Tin「Phuphaは『誰かに与える強い愛情』って意味だと…誰がこう言ったと思いますか?」

この言葉はLBCのとき、Tulが上記の意味をTinに言ったのです。つまり、強い愛情を与える=山→石+大地…みたいな構図だったってことかな???

それを聞いて泣き崩れるGonhin。

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Tin「私の仕事はここで終わりです。知りたいことは知れました。お別れですね。」

そう言って席を立つTin。

Tin「そうだ、一つ言い忘れてました。…兄は離婚しましたよ。」

そう言われて信じられないという風にでも顔を上げたGonhin。

Tin「私は自分の犯した過ちを償いましたけど、兄の従順な弟に戻るだなんて期待しないでくださいね。…僕は彼を倒します。」

どこまでも潔いかよ…!お元気で、とクールに立ち去るTin。Gonhinは何を思ったのか。

 

4. 愛が深すぎるんじゃKengkla

Technoが家を出るとポストに大量の手紙が。それらはすべてKengklaがTechnoに宛てたものでした。Kengklaがどうせ家の近くにいるとお見通しなTechnoは、なんでいらないのにこんなにたくさん手紙送ってきたんだ!なんて周りを見て叫ぶも律儀に手紙を回収。その様子を見て物陰に潜んでいたKengklaは嬉しそう。

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そんでもってちゃんと一枚一枚嬉しそうに手紙を読むんです。

 

5. 寂しいって言いたくない

TechnoのラブレターをCanは途中から盗み見て邪魔をすると話を逸らしたいTechnoはTinはどうしたと言ってきます。CanはTinが海外に行ってしまって寂しいと言います(放置される)。

夜、Tinと国際電話を。

Can「Tin、いつ帰ってくるの?」

Tin「恋しいのか?」

Can「もちろん!お前がくれるだろうお土産が恋しいよ!だって沢山のお菓子買ったんでしょ?」

Tin「Can!」

Can「怖くないよ〜!お前が帰ってきたら俺はお前の左頬にちゅーして、右頬にもちゅーして、それから…」

Tin「お前は俺が恋しくないの?」

Can「…馬鹿じゃないの?俺らたった数日会ってないだけじゃん。子供扱いすんなよ!俺のこと好きなんだろ?」

Tin「後で話そう。頭痛がしてきた…。」

とそこで電話が切れてしまう。本当は寂しいけどそんなこというのはクールじゃない(寂しがってるのは妹Lemonにバレます)。

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6. Peteに宛てたラブソング

TulはAeに出来たばかりの曲を聴いてもらいに会いにきました。

〜どこにいても貴方には私がいる。会えなかったとしても前みたいに愛し合ってる。それは良い記憶として自分には残っていて忘れられない。貴方はいつも聞くたびに私の心では分かっている美しい歌だ。〜

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そして回想で流れるLBCのAePeteの想い出…はぅぅぅ…。分かってましたよSaintくん(Peteの中の人)が出られないのは…これが精一杯だったとも…うっ……(泣)

Tum「どうだった?」

Ae「先輩、ありがとうございます。」

ちょっと泣きそうな顔。

Tum「なんでありがとう?」

Ae「彼をずっと愛し続けていたことに気づかせてくれて…ありがとうございます。もっと彼だけを愛し続けたいと思います。」

それを聞いて嬉しそうに、俺のライブ聴きに来てと誘うTumでした。

 

7. Phuphaとパパ

CanがJobと授業を受けてる途中にTinが数日連絡取れずCanが寂しがってる描写はさておき。

Tumが家のソファーで深刻そうに打ちひしがれているとPhuphaがお菓子食べようよ!と駆け寄ってきました。

泣きそうな顔なTul。

Phupha「パパ!なんで泣いてるの?何があったの?!誰が傷つけたの?!」

またCanなの?僕が怒ってあげる!!!といいます。

Tul「怒らないで。パパは大丈夫だから。誰かが悪いんだとしたらそれは多分自分なんだ。」

Phupha「違うよ!パパは何も悪くないもん!僕のパパは世界一なの!」

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そういうとぎゅっとパパを抱きしめます。

Tul「愛してるよ、Phupha。」

Phupha「僕も一番愛してるよ!」

 

8. Tul、悲願の

そして朝。TinTul家。

??「おばさん!誰かいませんか?」

玄関で聞こえる声。眠そうに、皆どこ行ったんだかと言って玄関に行けばそこに居たのは…

Gonhin「おはようございます、Tul。」

思わず荷物が手からこぼれおちます。顔を歪ませたTul。

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Tul「知ってたか?過ぎ去った数年間、例え息をしてたってまるで死んだようだったって。…なんでお前は俺に生きて欲しかったの?…息してほしかったの?」

シリアスな表情で見返すGonhin。

Tul「すごい苦しかったよ、Hin。…苦しかった。」

ゆっくりとTulに近づきました。

Tul「お前は凄い残酷だよ。なんで俺に生きろだなんて言ったの?どうして俺を殺してくれなかったの?」

(なんか私の記憶の限り残酷って言ったところのタイ語、LBCでAeがPeteに手を出さなかった初夜エピ9話のときの単語と同じ単語言ってたので、「お前はずるいよ」って訳かもなって思いました。知らんけど)

その言葉を聞いて一瞬で目が潤むGonhin。

Tul「どうして俺にお前なしで生き続けろなんて言ったの?…なんで?」

こんな想うほどTulは辛かったんですね。

Tul「お前は俺が息をする空気なんだ。お前がいないなら俺には息をする力すら無くなるんだ。」

何か言いたげなGonhinを引き寄せて抱きしめるTul。

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そして画面を引いてみると後ろにはぼやけたTinの姿(いや、この描写いる?Tinがこの2人を引き合わせたといえ、ね?)。抱きしめられたGonhin、ちょっと言っていいですか、妙にエクスタシー感じてる風な顔してる(やめろ)?

Tul「俺からもう離れないで…お前なしでは生きられないんだ…生きられない…」

Gonhin「前に私が言ったように、貴方には誰も残らなかったって…私はずっと貴方のそばにいます。」

それを聞くとGonhinをかき抱く。

Tul「愛してる、Gonhin。愛してる。」

Gonhin「私も愛してますよ。」

微笑むGonhin。

そうして結ばれる2人を至近距離でみるTinもまた、微笑んでいたのでした。

 

9.  ライブでは幸せラブイベントが起こる法則

Tumのライブがある大学祭のライブ会場へと向かうCan、Ae、Pond、Jobの4人衆。Canは心ここにあらずな状態です。ぼーっとしたCanにちゃんと足元みて歩けよと注意したAe。そんなAeにTinは俺に怒ってるのかなと不安げにきくCan。

ステージにはTumがあがってマイクを握りました。

Tum「皆さん!この曲は、無条件である人を愛し続けている後輩に影響されて作りました。彼はたとえ一緒にいなくても「愛してる」と同じ人に毎日言っています。」

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Tum「僕はこの曲で皆さんに愛を届けたい。この曲は今恋している皆さんに捧げます。」

そういうとAeに聞かせたあの曲を歌い始めました。

 

ライブ会場に足を踏み入れたTechno。

Techno「人多いな~、ChampとTypeはどこいるんだよ?」

そんなことを言ってたら迷わず自分の方に向かってくる存在が。逃げようとするTechnoの手をすぐさまつかむKengkla。

Techno「Kla…離せよ。」

Kengkla「離しませんよ。貴方が忘れてたものを渡しに来たんです。」

Techno「何か忘れたか?」

そういうと学生服のポケットから手紙を取り出して手渡すKengkla。なにこれ?何かわからないな、なんてとぼけた顔で聞き返すTechno。そんな彼を逃がすまいと、ラブレターですよ、と飛び切りの笑顔を向けます。

Kengkla「僕から、貴方への。」

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Tarは兄が歌っている姿を嬉しそうに見守っていました。

Tar「幸せになることを願ってるよ!」

きらきらとした笑顔。

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Peteに送ろうとムービーを撮るAeを横目に、イライラした様子でその場を去ろうとするCan。少し離れたところで自分もまた、Tumが歌う姿をムービーに収めるCan。

Can「お前は本当に俺に電話しないつもりなの、Tin。」

そうスマホに話しかけます。ラブソングを一人で聴くのはとても寂しいよ…俺は死ぬほどお前が恋しいよ…と割と大きい独り言。数日会えなくなっただけなのに、なんでこんな寂しいんでしょう。なんでこんなイライラするんだか。それだけTinが好きなんだ。

すると目の前にはすっと花束が。なにごと?と警戒して振り返れば……そこにいたのは恋焦がれていたTin!

Tin「俺が恋しかったんだろ?」

と、からかっているかのような顔を向けてきた彼。

Tin「俺に会ったら何をするって言ったんだっけ?」

電話では左頬にちゅーしてとかなんとか言ってたね、Can?

びっくりして言葉も出ないCanはTinの顔を見るだけ。Tinだって認識して、CanはTinを引き寄せ思い切り抱き締めます。

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泣きそうやん。

 

10. TumTar…ってそっち???

ライブが終わり舞台袖で楽器を片付け言葉をかけあうTumとKeen。そこにやってきたのはTar。Tumはサプライズで現れたTarを見つけると嬉しそうに笑い、帰ってきたのか!なんて!会話を交わします。Tarが来ると気を遣って自然と別のところへ行ったKeen。そんなKeenの姿を認めると、ニコッと笑うTarは兄に伝えます。

Tar「今は幸せ?」

Tum「…うん。…なんで?」

Tar「それはよかった!僕はTumに幸せになってほしかったから。僕たちはお互い……前に進むべきだよね?」

そのTarの言葉にはたくさんの意味合いが含まれています。Tarが直面した悲しい過去。その過去故に生まれたTumの友達とも関係した悲しい出来事。

Tum「その通りだ。過去はとっくに過ぎ去ったよ。俺は前に進み続けなきゃいけない、そうだろ?可愛い弟くん。」

そういうとTarの髪の毛をくちゃくちゃっと撫でるTum。嬉しそうに笑うTarは、Tumの後ろにいるKeenを見ながら、

Tar「僕が言ってたのはそれだけじゃなくて、ここにはTumと一緒に前に進む準備ができてる人がいるよ…ほらそこ。」

顎をくいっとKeenの方に向けるTar。それに引きずられるように後ろを向いたTumはKeenを見つけます。もう一度向き合うTumとTar。え?まさか?という顔なのか絶妙な顔をしている兄に、そうだよ!いきなよ!ほら!とでもいうように頷くTar。

Tar「じゃあ…荷物片づけ終わったら、どっか食べに行こうね!」

と兄に時間を与える弟。成長したでしょ?という弟に、成長したな~と言いながら冗談めかして身長を比べる兄。

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鬼可愛いよ、Tar(ってかEarthくん、中の人)!!!どうやってケーキ?パン?焼くかの焼き方も知ってるんだからね!とか会話して、一旦バイバイすると、TumはKeenともう一人のバンド仲間の肩を抱いて、早く片そうぜ!といい始めました。

 

11. 待ちきれない、会いたかった

Tinは恐らく一人暮らしを始めたのでしょう。その部屋に帰ってきた二人。

先に部屋に入ったのはTin、その後に続けて入ってきたCanがドアを閉めると待ちきれなかったかのようにドアドンするTin。

Tin「会いたかったよ。」

Can「…うん、俺も会いたかったよ。また消えたりしないでよね。」

Tin「次は直接俺に会いたいって言えよ。」

Can「…うん!……会いたかった会いたかった会いたかったんむっ」

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キッス。見つめあう二人。

そしてベッドに投げ出されるCan(きれいに受け身取ろうとすな、Plan君や(笑)←Can中の人)、覆いかぶさるTin。

 

12. TulHin、エンダァアア〜

以前TinとCanも黄昏ていたあの川辺のほとりを見渡せるTinTul家の庭で。にこやかに川を眺めているGonhinに、後ろから近付いてきたTul。

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バックハグ。甘えたようにGonhinの肩に顔をのせ、腕はGonhinの腰に巻き付けます。ひぃ~~あっま~~~い!!!

Tul「俺の側から二度と離れないで。」

Gonhin「僕はただ新鮮な空気を吸いに来ただけですよ。何年もこの庭を見ていませんでしたからね。」

Gonhinが発するどんな言葉も嬉しそうに甘々な顔で抱き着くTul。その腕をそっと外すと自身の体をまるごとTulに向けました。

Gonhin「僕はどこにも行きませんよ。」

そう微笑むGonhin。

Tul「俺はTinに感謝しなきゃ、なんだろ?」

Gonhin「…少なくとも、僕は彼と話したいですね。」

Tul「…俺もだ。俺はお前が俺に言ったことは何でもするよ。…でもこの後でね。」

Tulの目には怪しげな炎がともっておるぞい。

Gonhin「この後…?」

なんのことやら、なんて純粋な表情を見せるGonhin。

Tul「俺がお前にキスしてからね。」

そういうと首筋を引き寄せてキスをするTul。

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その背中に手をまわしてしっかり応えるGonhin。

 

…なんだか、よかったよ。陰ながらこのA Chance To Love、真のメインキャストはTulHinなんじゃないかと思い始めましたよ(それぐらい嬉しい)。

 

13. TinCanハピエン

ベッドで裸で寝ている二人。先に起きたTinはCanの顔を見つめて、可愛くてちょっかいを出しました。

Can「ん~~~!なんだよ。笑いながら俺の顔見て、おかしいんじゃないの?」

起きると直ぐに口悪い、Tinに前怒られたでしょCanさん。そんなCanに呆れ気味に、全然ロマンチックじゃないと愚痴るTin。

Can「なんで?朝日が昇るまで俺にキスしてほしいの?」

Tin「……それは興味深いな。」

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チューしようとゆっくり顔を近づけるTinに、いやそれ凄い方向に首曲がっちゃうから、ほんと大切にして、と言いたくなるくらい乱暴に顔を手で押しのけるCan。なんでも歯を磨いてからじゃないと嫌だったとのこと。

Can「俺の口、苦いし。」

苦いって…えっと…(一瞬にして不埒な妄想するのほんとやめたい)。

拗ねたように起き上がると寝ているCanに背を向けてベッドに腰掛けたTin。

Tin「好きにしろ。」

拗ねたって知ってるCanは、そんな背中に抱き着いてTinの肩に顔をのせて急いで綺麗にしてくるからねってなだめます。扱い方熟知しとるやん。

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Can「それからキスしたって遅くないでしょ?…直ぐ帰ってくるからね。」

そういうとベッドから降りてバスルームに向かうCan。ちょっとは機嫌は直ったか?でも直ぐには許してやらないんだからねっ!と険しい表情を続けるTin。と、そこに忘れ物というかのようにバスルームから駆け出してきたCanはTinの小さなお顔を両手で包み込むと、そのおでこにちゅっと一つキスを落としていきました。

Can「まずはこれあげる!」

そういうとまた、一目散にバスルームに戻るCan。Tinさん、お、一瞬呆れ顔になりましたが笑顔になりました。

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………………

はい。ということで、実はA Chance To Love、ここで完結なのです!

個人的にはAePeteは!!!って思って仕方なくてもやもやしてました。TinCanはこんな、もうわかったよおけおけラブラブあざますって感じだし、TulHinもなんだかんだで満足なんですけど。私はSaintくんのPeteがどうしてもみたかったのぉおお(泣)

…泣いても仕方ないですね、とりあえずこれが最終回。次回はスピンオフ、というかよくあるおまけ回とのことです。

 

ということで、今回はここまで!

 

画像参照元:WeTV