A Chance To Love 第5話【ネタバレ感想】(LBC SS2)〜シャワーシーンはそういう使い方ね
どうも〜!
今回はTinの過去に触れられるの回ですね…LBC12話あたりと被る感じかもです。今回はよりエモーショナルに描かれてる印象。
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目次
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A Chance To Love 第5話ネタバレ
1. Canスマホ忘れる
国際学部棟まで車で向かうTin。先ほどまで交わしていたCanとの会話を頭の中で復唱しています。
Tin「お前を口説く。」
そう言ってCanの手の甲にキスしたことを思い出したのかニヤリと笑います。視線は助手席に置かれた誰かのスマホへ……。
一方Canも図書館で先ほどのTinとの出来事を考えぼーっとしていました。そこに現れたJobはいつものようにCanに絡みます。話しているとCanは自分がスマホを無くしたことに気づきました。テンパるCan。Jobの助言もあり、今日の朝からの出来事を振り返って、これはTinが知ってるに違いない!と急いで図書館を飛び出しTinを探しにいくのでした(自分が持ってきた教科書類の入ったリュックを図書館に置いていくCanですが、ちゃんとJobが回収笑)。
2. Tinを探す
国際学部棟の登り階段ですれ違う人々に話しかけ、すいませんTin知りませんか?こんだけ高いんですけど…とかやや小馬鹿にしてるのか真似をして人々に聞き回ります。
↑こんな目してるんだよとかこんな歩き方してるんだよとかの再現笑うwww
結構ちゃんと見てんじゃん(笑)
ようやく辿りついた先はおなごたち。聞くと居場所はわからないが聞いてみるわと言われ、誰に?となるCanですが、イケメンには必ずファンクラブがあるものよと吐き捨てられる(そしたらAeとかCanとかにもできちゃうけどよろし?)。ふぁんくらぶ…と呟くCan。
彼女らの情報によるとTinはもう行ってしまったけど、午後に授業があるから帰ってくるはずよと言われます。ようやく目星がついて嬉しくなったのか、情報教えてくれた女子にありがとう!!!と思い切り抱きつくCan。あの子可愛いわね、と言われるのでした(ただしイケメンに限る)。
3. Tin見つかる
暑い中ベンチに座ってTinを待つCan。その顔はびっちょり汗をかいています。あいつに携帯番号聞くべきだったよ…と独り言を言いながら足先を見つめていると遠くからTinがやってきました。Canに気づいたTinは近づくと…
Tin「ここで何してるんだ?」
顔を上げるCan。そこには待ち焦がれていたTinが!思わずTinッ!と言って立ち上がると足元が不安定で前につんのめってしまう…。
バランスをとろうと手を伸ばすとそこにはTin様のおっぱい……。
あ……みたいな顔できゅるきゅるお目目をTinに向けると、Tinは強く握られたCanの手元を見てゆっくりとCanに目線を向ける。
時間止まりましたね、ええ。
ハッと我にかえったCanは急いでその手を離します。
………
いやもう2getherやん。おっぱい星人さらわてぃー現れるよ。何、そんなおっぱい魅惑的なのなんなの(オブラートに包む気はない)。
………
シャツのシワを伸ばし、ネクタイの形を整えるTin。
Tin「…ドジだな。」
Can「どこにいたんだよ!探したんだぞ!何時だと思ってんだよ!15時だぞ!」
フッと笑うTin。
Tin「俺を探してたの?」
Can「何笑ってんだよ。」
するとポケットからハンカチを取り出したTinはCanの汗を優しく拭いてあげます。
そして拭いてあげたハンカチの湿り気を確認すると…
Tin「汚い。」
いやツンデレが過ぎる!!!(笑)
Can「なんだよ!汚くないよ。毎日シャワー浴びてるもん!ただ…そんなに綺麗じゃないだけ…。」
そういうとわんちゃんが身体についた水を払い落とすような感じで、わちゃーーっと自分の顔を手で触って汗を拭き取ると、どう?綺麗でしょ?というCanに、Tinは微妙そうに頷きながら何故自分を探してたか聞きます。
Can「そうだ!俺の携帯見なかった?」
何故か微笑むTin様。
4. スマホ壊れてた…
すっと差し出したのは画面バキバキに割れたCanのスマホ。Tin様の言い訳は、Canが自分の車にスマホを忘れたのに気づかずドアを開けたら落ちて壊れてしまったというもの。落ちただけでこんなバキバキになるのかよ??!と思わずCanが聞くのも肯けるほど謎にバキバキです。Tin様、コーヒー飲んでるけど目が泳いでおります(なんかやったな)。10輪トラックに踏まれたんだよ…という苦しい言い訳を信じるCanは、バキバキになった我が子(スマホ)にちゅーをしてこんなに早くお別れするとは思わなかったよ…と悲しみに暮れております。
ほら、これと紙袋を差し出すTin。
新しいスマホを弁償する、と渡そうとします。
Can「Tin!俺のことは金じゃ買えないって言っただろ?…持っとけ。俺はそんなの欲しくない。」
怒ったCanはそのまま店を飛び出します。
Tin「Can!待てよ!」
こうなるはずではなかったTinは、Canの後を追いかけます。Can待ってと追いかけ、Canの手首を握る。
Tin「何か間違ったことしたか?」
Can「離せよ。」
Tin「嫌だ。話し合おう。」
Can「俺は金で解決しようとする奴となんか話したくない。」
Tin「俺がいつそんなことをしたんだよ。」
Can「お前は俺に新しい携帯を買った。そうやって物事を解決してきたんだろ。なぁ?」
Can「お前はそうやって俺に謝らないつもりかよ?金で物事すべてが解決するって思ってんのかよ!?」
初めて面と向かって向き合ってくれたのかな。図星だったのかな。切ない顔をしつつもハッとした顔を見せるTin。
正論すぎてCanに腕を振り解かれても動けない。
Tin「でも俺は弁償したかっただけで…。」
Can「俺は求めてない。」
Tin「俺はお前の携帯を壊したんだ、だから俺は新しいものを弁償しなきゃならない。」
Can「でもお前は落とすつもりじゃなかっただろ?」
そう言われてぐうの音も出ないTin。
Can「お前がどう育ってきたか知らないけど。俺がお前から欲しいのはごめんなさいって言葉だよ。言えないのかよ?謝れよ!!!」
Tin「……それだけか?」
Can「あぁ。それだけだよ。」
渋々といった表情で苦々しそうに口を開いたTin。
Tin「すまなかった。」
でもその目はCanを見ていません。プライド高く生きてきた人間であれば謝ることなどほぼしたことがなく、そもそも謝ることが大層気まずいのではないでしょうか。こんな謝り方で言い訳ないよね。
Can「もう一回言ってみろ。」
そう言われて今度はしっかりとCanの目を見ていうTin。
Tin「すいませんでした。」
Tinの真剣な眼差しから本気を感じたのでしょう。Canはさっきまでの怖い表情を解いて目を瞑ると、仕方ないなとでも言うように、
Can「それだけだよ。覚えておけよ、何か間違ったことをしたら相手に謝るってこと。俺の母さんに教わったんだ。」
すごい優しいじゃん…Can。
本当に基本の基本の話。たしかにTinにはその習慣が身についてなかったのかな…。にしてもスマホは私なら弁償してほしいけどな…。
Can「許してやるよ、携帯壊したことも。…金で解決しようとしたことも。」
Tin「俺はそういうつもりじゃなかった。」
Can「でもお前は俺に携帯を…」
Tin「お前の携帯番号が欲しかったんだ!」
びっくりした顔のCan。そりゃそうだ。
Tin「お前の番号が欲しかった。だからお前の携帯を壊した。お前の新しい携帯には既に俺の番号が登録されている。お前の新しい電話番号も俺の携帯に登録されている。」
とんでも発言すぎて笑ってまう…番号欲しいから携帯壊す、やっぱやないかーーい…坊ちゃんや…流石やで。
Can「お前が…俺に、それだけの理由で新しい携帯を買ったのか?」
Tin「言っただろ?」
Can「何をだよ。覚えてないよ、俺バカだから。もう一回教えてよ。」
およ?およよ?もしや?
Tin「お前を口説くって。」
キターーーーーーーー!(((o(*゚▽゚*)o)))♡
Tin「だからお前の番号が欲しかったんだよ。」
だからってやっていいことと悪いことあるおーーー(うるさい)。
Can「お前みたいな傲慢な奴が?俺に新しい携帯を買ったのは…俺の番号が欲しかったからなのか?」
もう呆れも通り越したご様子のCan。…っすよね。
Tin「その方法しか思いつかなかったんだ。」
すごいさ、こんなイケメンで頭良くてプライド高いお坊ちゃまがさ、好きな子の番号欲しくてこれしか思いつかなかったんだもんって破天荒なんですけど、ばちくそ可愛くないですか?(口悪い)心なしか拗ねた表情のTin。目を合わせてくれません。
Can「……わかったよ。受け取るよ。」
そういって手を差し出すCan。
Can「くれるの?くれないの?」
びっくりした表情のTin。
Can「ほら。」
不躾にCanの手にスマホの入った袋をかけるTin。動揺が伝わってきます。う、受け入れられたーー!みたいな。
Can「でも…お金は返すからな。お前に借り作りたくないから。」
そう言われるともうそりゃ嬉しそうに笑います。不器用なんだから。Canがかっこよすぎて、このときばかりはCanの方が王子様に見えるな。
Can「何笑ってんだよ?カフェ戻るぞ。」
無意識に笑ってたのかな。笑ってること指摘されて瞬間的に真顔に戻るTin様。まだアイスココア飲み終わってないんだから〜と言ってお店に先に戻るCanの背中を見て、嬉しさを噛み殺すように笑いながら後をついていくTin。
なーんか良いですよね。花男みたいな感じというか、今まで面と向かって悪いことを悪いって言ってくれて、偏見もなく謝れたならいいよ!って切り替えてくれる素直な子に出会ったおぼっちゃまって感じ〜!彼のおかげで変わっていくんだよこれは!
5. Technoいらんことカミングアウト
場面切り替わってTechnoとJobが部活に向かう道すがら。TechnoがCanに電話をかけてもなかなか繋がらないと言います。Jobがそれは彼が新しいスマホに変えたからというと、なんで変えたんだろうな?となるTechnoに誰かが新しいの買ってあげたんじゃないすか?!と冗談を言います(冗談のつもりだろうけどJobくん、正解です!笑)。そいやTechnoが気になってる彼って誰っすか?と聞くJobの質問を華麗(?)にスルーし、辿り着いたサッカー場ではCanが既に練習を始めてました。
Technoに声をかけられたCanは猪ばりにP'No〜と向かってきます。
Can「もし誰かに口説かれたら…P'Noだったらどうします?」
Techno「俺が知るかよ?!あいつは俺を口説いてない!俺が(あいつの気持ちに)気づく前にもうやっちゃったんだよ!」
え?
え?と目を見開いて驚いた顔をするCan。
え?といった本人も驚いてびっくりしてるP'No。
え?となるその他一同(Champ, Job)。
KengklaTechnoは、はい。事後カップルですからね。既成事実できてますからね。
おやおやどういうことかね、と腕を組み始める一同に、動揺したP'Noがなんか入口で国際学部のやつが待ってたよと話題を変え始めます。
傲慢そうで色白でた誰とも話さない感じの…と言われて走り出すCan。
なんでそんな急いでるんだ??というTechnoに、ちょっと待ってくださいP'No、誰と寝たんですか???というJobくん。
いやーーJobくんいいよね。何気Jobくん推しなんですけど(聞いてない)。話逸らさないで欲しいよね。
えーーーと…練習だから着替えてくるわ!じゃあな!と逃げるTechno。勿論待て待て!となるChampとJobなのでした。
6. 点数稼ぎに来たTin
Can「ここで何してるんだよ?」
Tin「点を稼ぎにきた。」
Can「何の?サッカー?でもお前サッカーやんないじゃん。…あー分かった!俺らのキャプテンの点を稼ぎにきたんだな。でももう満員だから、新しいメンバーは入れません〜!」
Tin「どういう意味か分かってるだろ。」
おやおや、視線を泳がせるCanさん。
Can「わかんないよ。…俺は馬鹿だから、何の意味かはわかんないよ。」
ふぅんと言いたげに簡単に顎クイするTin様。
Tin「顔、赤くなってるぞ。」
!!!!!
な、ななな〜〜!ってなるやつね、はいはい。
パシッとTin様の手を払うCan。
Can「誰が!恥ずかしがってなんかないからな。」
きゃわです。もう柔らかそうなほっぺを自分でぷにぷにしだすCan。その年頃でその仕草可愛いの意味わからんくない?
優しそうに微笑んで、
Tin「お前がそういうなら…、これ、お前のために買ってきた。」
と袋を差し出すTin。また買ってきたの?Can怒っちゃうよ?
Canも表情に出てたんでしょうね。
Tin「知ってるよ。お前はお金じゃ買えないって。でもこれはただのお菓子だ。受け取ってくれるだろ?」
分かってんじゃん。Canがお菓子好きなの分かってんじゃん。だってCan5歳児だもん(笑)←3話付近を参照ください。
Can「ん〜〜〜〜〜、ただのお菓子だったら…わーーー!全部美味しそうじゃん!みてこれ!やった〜!」
そろりと近づくTin。
Tin「Can。」
一瞬のキッス……
おいおい、Tin様まじぶっカマ〜〜!!!
Tin「お前のお代。…言っただろ、点を稼ぎにきたって。」
ねぇ、ちゅーしたかったの?ねぇ!なんなの!!!ひぇえええ!!!!
そういって愛おしそうにCanの唇を親指でなぞります。嬉しそうに笑ってその場をあとにするTin様。
残されたCanは、恨めしそうにTinの背中を見る。唇を高速ゴシゴシすると…
Can「ん〜〜!またキスされた…。何で俺の心臓はこんな速く鳴ってるんだ?」
ぷるぷるとわんこのように震えると貰った紙袋の中を覗くCan。
Can「でもこれ美味しそう!!!」
みて!どれから食べよう?いっぱいあるよ!と秒で切り替えるCanなのでした。
もうほんとちゅっちゅするじゃん、Tin様。不器用なのプレイボーイなの、なんなの。
7. 差し入れるKengkla
Techno家の前に現れるKengkla。
全部自分で選んだから喜んで欲しいな、と呟きながら玄関に差し入れをかけて走り去るKengkla。ピンクの袋にはハートの付箋が貼ってありメッセージが。
ほどなくして帰ってきたTechnoはそれを見つけます。メッセージを読むと、Technoの好きそうなお菓子が袋に入ってるのかお菓子の解説が始まります(忖度タイム)。
Kengkla『貴方に会いたいです。貴方が今会いたくないのは知っています。でも僕は貴方に会いたいです。』
Techno「〜〜ッ!こいつ〜〜!!!」
嬉しそうじゃんTechno(笑)
8.本気スイッチON
夜、家でキーボードカタカタしているTinの元にCanからメッセージが。携帯ありがとな、この分のお金払うから、というメッセージを目にすると、電話をかけ出すTin様。
Can「はろ〜、なんで電話したんだよ!」
Tin「話しやすいから。」
Can「メッセージ打つのも難しくないだろ。もうそろそろ打ち終わるとこだったのに。」
好きな子の声聞きたかったんでしょ〜もう!そういえばいいのにぃ。
新しい携帯気に入ったか?と聞いて、めちゃ気に入ってる報告をするCan。お前が"偶然"携帯落としたことがラッキーかアンラッキーか分かんないよ!という。(多分落としたんじゃなくて意図的にバキバキにしたんだと思うよCan…。)
真顔になるTin。ごぎゅっと唾液を飲み込むとそうか、というTin。
お前が落としてくれなかったらこれ買わなかっただろうし、
Can「お前は良い奴だよなTin。」
おっと?
Tin「俺はお前のこと口説いてもいいくらい良い奴か?」
キェエエエ…!口説き出したよなに!
案の定電話の向こうではだんまりなご様子。
痺れをきかせたTin様。
Tin「Can。」
Can「わかんないよ。」
Tin「いいかダメか教えて?」
そうやって好きな子いじめて困らせるんだ!
Can「わかんないっていってるだろ。わかってるのは……お前が俺を口説いてても鳥肌が立たないってこと…。」
Tin「じゃあ…俺は本気でお前を口説き落とすよ。」
はーーーーーーーー?????
ねぇええええ甘い!!!!なにそれドキドキする!!!!!
Can「知らない!眠いからもう切る!」
ふぁんでぃーな(タイ語でおやすみの意味)を言われて電話を切られると、その携帯を眺めて、
Tin「これからお前を本気で口説き落とす。」
と宣言するTin様なのでした。
9. 秒で終わるAeシーン
何やらパソコンに真剣に向き合うAe。Pondにコンビニ行こうぜと誘われて一緒にコンビニに向かおうと部屋を出るシーン。
今回のAeの登場シーンはこれだけです。少ない。
※以下原作ネタバレ含みますので嫌な人は飛ばしてね。
(めちゃ短いこのシーンですが、私の妄想の中では前回AeがPondに頼んで撮ったようなピン写真をFacebookにアップロードしてるシーンだと思うんですよね。届くかわからないPeteに向けて自分は元気だと伝えるために、毎日自分をSNSにあげてるその風景を映してるのではないかと。)
ところでAeとPondの部屋にいる最初に写っていた金魚たち。ひと目見て思いました。
でかくなってない?だってLBCのときはもう少し仲間いたじゃん。見る感じ2匹しかおらんくない?不気味にでかくない?
てかあのときの金魚たちなのかは謎だよね、としょーもないこと思ってました(笑)
10. お電話するTumTar
5話でようやく登場。TumTar。お電話シーンです。
ー元気?元気だよ。
ー曲作ろうと思ってるんだ。曲書くの!ラブソングはどう?
ーTum、休みになったら遊びに来てよ!わかったよ。
ーお前の方こそいつタイに帰ってくるんだ?長い休みになったらかな。
ー帰ってきたらお前の作ったお菓子食べてみたいな。勿論だよ!
そんな他愛もない会話をするシーン。
ずっとTarのみを映して会話が終わります(笑)
にしてもEarthくん(Tar役の中の人)、まじでUWMA通じて美しくなったよな。笑顔可愛すぎてずっとTarばかり映ってたこのシーンだけど表情の一つ一つが可愛くて凄いわと思いました。
11. 2人の兄弟の昔話
パパ〜飽きた〜!なんかお話聞かせてよ!とねだるちびっこ。
すんません、余談いいすか?
思ったんすよ…
似てない?
またもしょーもないの作っちゃったよ…わかってるんだ、しょーもないと。
はい、話戻します。
なんかお話聞かせてといわれたパパTulは、ちびっこが聞きたくないというのに、あるところに2人の兄弟がいました…という話を始めます。
ーーーーー
あるところに2人の兄弟がいました。兄は嫉妬深くてみんなに復讐をしたがっていました。弟は生意気な子供で小さい頃から甘やかされて育ちました。というのも本当のところ、兄が弟をそのように育てたのでした。だから誰も彼のことを愛さなかったのです。あの日までは……
恐らくそれは幼き頃のTin。俺は好きなことするんだ!と召使さんに我儘を言っています。その召使さんはなんとGonhin。Gonhinはそんな言葉を使っちゃいけませんよとTinを宥めるも、兄さん(Tul)にはこんな言い方しないよ、こういう言い方するのはお前みたいなやつだけだ!と生意気言います。
そうして外に出ようとするTinですが、Resa(TulTinの母)からの指示に従い頑なに外に出そうとしないGonhin。ResaでなくTulとTulの弟である自分の話を聞け!兄さんに言いつけるぞ!というTinに、それで貴方様の気が済むならどうぞ、と言ってやはり外に出さないGonhin。
腹が立ったTinはそこにあったガラスのカップをGonhinの頭に投げつけました。(まじ危ない)
当然血が出ます。そんなつもりじゃなかったんだ!とちびTin。
そこに帰ってくるTul。転がっている割れたグラスを見て状況を把握しました。何もしてない!というちびTinに黙れ!というTul。
兄はその甘やかされた弟についに我慢ならなくなりました。
ーーーーー
ちびっこは、それでどうなったの???その弟は罰されたの?とパパTulに続きを強請ります。
するとフッと笑って、当然罰されたよ。覚えておくんだよ。
そこに帰ってくるTin。
覚えておくんだよ、弟みたいに生意気な子供になっちゃいけないって。
それを聞いたちびっこは僕はいい子だもん!そんな弟みたいにはならないよ!と言います。
その会話を無表情で聞くTin。
TulはTinが帰ってきてるのに気づいてこの話をしているのでしょう。Tinを見て笑いながらこう言います。
Tul「そうだね。生意気な子供は罰される。生意気な子供は………みんないらない。」
それを聞いたTin。
駆け寄ってTulの胸ぐらを掴みます。
Tin「教えなかったのか?誰がその弟をそういう風に作り上げたのかって。誰がその弟の友達を失わせたのかって。…言えよ。」
一触即発な雰囲気。
そこにパパ!!!とTinの腕を掴む者が。ちびっこです。Tinおじさん、パパをいじめないで!とTinにしがみついて来ます。
多分殴り倒したいだろう気持ちを無理やり収めて、Tinはちびっこの頭を撫でました。
Tin「よく聞きな。兄のようにも弟のようにもなるなよ。悪魔のような奴になるなよ。馬鹿な奴にもなるな、簡単に騙されるような奴にな。わかったか?」
ちびっこはそのただならぬTinの様子に怖気ついて、はい…とちっちゃな声で返事。
TinはTulを睨みつけるようにしてその場を去るとちびっこはTinおじさん怖かったよ〜とパパに抱きつきます。Tinはきっと疲れてただけだよとちびっこを宥めるとソファーに座らせこんなことを言うTul。
Tul「この2人の兄弟のようになってはダメだよ。特に兄の方のようにね。彼はその代償を支払わないといけないから。」
そういって息子を抱きしめます。
これだけ聞くとTinが悪いようにも見えますけどね…違うってことなのかな(LBC見てるから知ってるけど)。情緒不安定すぎひんか…ならなんでそんなTinを煽ってたんや…。
右の顳顬(こめかみ)をぎゅっと押さえる男性の姿。Gonhinです。あのときの古傷が痛む。そして見上げた視線の先には無数のTulの写真が。
Gonhin「Tul…貴方に何かあったのでしょうか。」
そうして写真を見つめ続けるのでした。
Gonhinは今どこにいるの…海外かな。だってタイは夜なのにそこは明るいから。
13. シャワーシーン
来ました。浴室が見えた時点で察しました。
シャワーシーンです!
すまん….一言言っていいか……
めちゃおもろい(不謹慎)。
いやもっとなんていうんですか、セクシーに撮るイメージあるんですよ、シャワーシーン。もっとカッコよく撮れるのではと思った次第です。
それは置いといて、LBCでは最終話にこのシャワーシーンありましたよね。Canに俺は友達でいたいって言われてフラれた後に、俺が欲しいものは何も手に入らない!みたいな感じで大号泣してたの。
ここで入れるってことはそのシーンはないってことでおけ?なの?
あとこのシーン。LBCのときのメイキングでは怒りを表現するためにもっと鼻の穴広げてと指導を受けて、思わずMeanくん(Tin役の中の人)笑っちゃうシーンみたいなのがありました。今回はどうだったのかな。
14. Canとの電話
シャワーが終わって冷静になりベッドに座っているとCanからメッセージが。
お菓子ありがとう、美味しかったよ!と、そのメッセージを見ると直ぐにCanに電話をかけました。
Can「また電話してきた!まだうち終わってないのに!」
繋がったのに中々話し出さないTin。何か言うのを躊躇っているかのようなそんな間合い。
Tin「もし俺が何か伝えたら、お前はそれを信じてくれるか?」
Can「当たり前じゃん。お前の友達なんだから。お前が言うことは全部信じるよ。」
そう言われて。もう既に泣きそうになりながら唾を飲み込んで。自分を落ち着かせて話し始めます。
かつて兄が自分の全てだと思っていた時があった。彼が言った全てのことを信じた。彼は両親が俺のことを嫌いであると言っていた。俺はその言葉全てを信じたんだ。俺は彼がついた嘘を信じた。彼は俺がドラッグを使ったと非難されたときも俺を助けてくれると言っていたんだ。
Can「え?なんだって?」
そんなCanな反応に苦しそうにしながら、それでも話を続けるTin。
自分は甘やかされて育った、悪い人間へと。
そんな甘やかされた子供は留学に出されたんだ。いろんなパーティーに出て遊びまわった。
そして薬物を使ったとして逮捕された。
そこでTinの目から涙が溢れます。
でも自分はそのパーティーに行くまで知らなかったんだ、それが薬物パーティーだったと言うことに。
そしてニュースで報道された。記事の一面になった。『金持ち息子が薬物を使って海外で逮捕された』と。
兄さんは自分を助けてくれると言っていた。でも彼はこれらすべての裏にいたんだ。
Tin「あいつは俺のことが嫌いなんだ。…俺に死んで欲しいんだ!!!あいつは俺から全てを奪った!あいつは俺が嫌いなんだ…!」
そういってもう耐えることなく泣き出します。嗚咽だって抑えられない。
でも思いませんか?Tinはここで自分はTulのことが嫌いだとは言ってないんです。憎いことには変わりないとは思うんですけど、嫌いという感情でなく、裏切られたことに深く傷ついてる、そんな印象を受けます。
Can「Tin…今どこにいる?」
Tin「なに…」
Can「お前の家はどこかって聞いてるんだよ!俺は今からそこに行く。お前の兄貴の顔を殴ってやるんだよ!!!」
それを聞いてまた泣き出すTin。泣き虫さんなんだから。
きっとこれまで多くの人にその事件のせいで信じてもらえなくて人間不信になったであろうTinの言葉をこうして信じてくれて、しかも助けてくれようとする。
Canはやっぱり王子様かスーパーヒーローなんじゃないの、Tinにとって。
Can「どこにいんの?教えろよ!」
Tin「Can。……会いに行ってもいいか?」
泣きながらCanに言うTin。
Can「ダメなわけないだろ?」
それが聞こえると電話を切り、顔の涙を手で拭いて急いで部屋を出て行きます。
愛犬Gucciと共に心配そうにTinが来るのを待つCan。ソワソワしています。Gucci、あいつ大丈夫だと思う?なんて言いながらスマホを見たり、玄関の外に車のヘッドライトが映し出されないか何度も確認したりします。
ようやく光が見えると家を飛び出しました。
車から降りてきたTinは泣きすぎて耳も鼻も真っ赤でボロボロでした。そんなTinを見て止まるCan。ヨタヨタと近づいてきたTinは何も言わず、ぎゅっとCanを抱きしめます。
きっとこうやって誰かに頼りたかったんじゃないでしょうか。
静かに泣き出すTin。そんなTinを身体で受け止め感じながら、心配そうに心配そうに抱きしめ返すCan。
Tin「本当に俺のことを信じてくれるのか?」
そんなか細い声が聞こえてきて、Canはその背中に手を回しました。
Can「うん。…お前を信じるよ。」
その言葉が聞こえてくると、我慢した糸みたいなものが切れたのでしょうか。Canの肩で嗚咽を漏らしながら泣き崩れるTin。そんなTinの背中を優しく抱き込むCanでした。
……どうでしたか?5話。
LBCではこのシーンは俺のこと信じてくれてありがとうってTinは笑顔で言うんですけど、個人的にはこちらの演出の方が好きですね。もっと人間味ある感じでグッときました。
ということで次回は第6話!どうなっていくのかな?
ということで今回はここまで!