【チェリまほ】ドラマ 第11話 ネタバレ 感想(30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい)
どうも〜!
最終話前のエピソードは情緒不安定不可避案件っていう鉄板法則を胸に刻みたいNongです。
まだ見ていない人に告ぐ、12話が放映されるまでは絶対に見るでないよ!!!1週間無になるから!!!(と言って以下ではネタバレをしていく。)
(参照元: 公式Twitter https://is.gd/Jv1m7R)
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目次
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【チェリまほ 第11話あらすじ】
順調に黒沢(町田啓太)と恋人としての絆を深めるものの、魔法のことを秘密にしたままでいいのか悩む安達(赤楚衛二)。
柘植(浅香航大)からの助言もあり、魔法は使わず心を読まないようにしようと、密かに決意する安達だったが、ある出来事をキッカケに安達の気持ちは大きく乱れ始める…。
(引用: 公式ホームページ https://is.gd/8GLf4Y)
【チェリまほ 第11話個人的ポイント】
以下心の声が聞こえる設定上、「実際の会話」『心の声』です。
❶魔法の力に頼りすぎるな
黒沢の心の声に反応して返事を返してしまって思わず繋いだ手を振り解いてしまったあの日。
どうしたらよかったんだろう…と喫茶店に佇む安達。そこに柘植にやってきて、どうやら2人は相談し合いたかった模様。着いて早々柘植も落ち込んでいて何事かと聞けばぽつぽつと話し出しました。
どうやら柘植は湊に2人でサイクリングとか同じ趣味持てたらという希望を叶えるべく自転車を買うもそれがママチャリで、てっきりクロスバイクかと思っていた湊が
湊「ふふ…柘植さんって…意外と天然ッスか?笑笑」
と言って笑いました。可愛らしいと笑ってるだけの湊に、冗談が通じない柘植は、
柘植「おかしいか?人の失敗が!!!」
湊「え?」
とか言って喧嘩しちゃうんです。
(参照元: 公式Twitter https://is.gd/gyPMNN)
柘植「このままでは…柘植先生の連載は痴情ののもつれによりお休みします、になってしまうぅううう!!!」
いや面白すぎわろたwwwむしろ見てみたいよそれwww
謝れば良いじゃんという安達に、魔法の力で聞くことのできる心の声ばかりを頼りにして人の気持ちを察する大変さを忘れてしまった今、どう謝ればいいのかわからなくなってしまったという柘植。
柘植「安達、俺が何を伝えたいか分かるか?」
安達「えっと…魔法の力を大切に…」
柘植「違う!!!魔法に頼りすぎるな、だ。」
(参照元: 公式Twitter https://is.gd/iZsHt9)
柘植「いずれ消える力だ。自分の力でなんとかしていかないと…俺みたいになるぞ。」
安達「自分の力…。」
そう。思えば頼りすぎていたこの力。なんとか魔法の力を借りずに、心の声を読まず自分の力で頑張ろうと決意する安達なのです。
今回のテーマは、《魔法の力を使わず、自分の力で》になるんじゃないかという幕開けです。
❷社内コンペ一次審査通過
ということで出社した安達。エレベーターから出たところ、
黒沢「あだちっ!」
安達「うっっっっ」
黒沢からそれはそれは熱烈なハグが!いや、六角も見てるから!!!
この後にオープニングソング流れたんですけど、OPの間それはそれはドキドキしてニヤニヤが止まりませんでしたよ。なにこの唐突なハグ。心臓止まる、萌え。なに?何事なの???ってなったよ(笑)
六角「黒沢さァン、喜び方ワールドワイドっすねぇ!!!」
ばっと体を離した黒沢。
黒沢「コンペ!一時通ったって!!!」
安達「え?」
凄いじゃんか安達!とめちゃめちゃ喜んでる黒沢に、声を裏返してマジか!という安達。
六角「二次審査ってプレゼンでしたよね…?気をつけてくださいね。」
安達「気をつける…?」
六角「企画開発部の寺島部長、めっちゃ怖いんで。『もう結構よ』って言われたらそれは戦力外通告らしいっス!」
と見事にフラグを作ってくれた六角。ということで、ビビビっときた黒沢。
黒沢「あだち…?今夜から特訓だ。」
キメ顔の黒沢氏。
❸応援に駆けつけてくれた黒沢さん
万年営業トップのできる男、黒沢はその日からみっちりと安達に特訓をします。プレゼンでの話し方、実際にプレゼン練習をみるなどそれはそれは手厚い指導。
"心の力を使わずに"自分の力でやってやるんだ!
そしてプレゼンの日の朝、何故か黒沢は会社のエントランスで待っていました。何事かと駆け寄ると、その日は日帰り出張で安達に会えないかもと一言声をかけにわざわざやって来てくれたのでした。
黒沢「あと…これ。おべんとー(笑)」
差し出されたのはお弁当。
安達「えぇえ???!作ってくれたの??」
めちゃめちゃ嬉しそうな顔をする安達。緊張しててもちゃんと食べるんだよと言って渡してくれるスパダリな黒沢さん。
❹寺島部長の心の声
お弁当も貰って俄然やる気が出てきた!
…と思ったらまたいつもの通り混んでいるエレベーターに乗り合わせちゃって、なんと自分の前にはあの噂の寺島部長が。
寺島『本当パッとしないわ、どの企画も。』
やばい…聞きたくないのに寺島部長の心の声が聞こえてきました。
寺島『見栄えばかりを求めて…文具本来の機能性や使う側の気持ちを全く考えきれてない。』
せっかく魔法を封印してるのに…離れなきゃ!ともぞもぞするも離れられない…!
寺島『企画募集なんてやるんじゃなかった!企画部の若手に喝を入れたかったのに…あれじゃあねぇ…?』
聞いてしまいたくない声を聞いてしまった…。プレゼンをやる前から自分の心がどんよりしていくのを感じてしまう。
❺黒沢からのエール
黒沢に、食べろよと言われたお弁当。どんよりしてても食べようとします。
2段重ねのお弁当を開けてみたら自分の好物ばかり。思わずふふって笑っちゃって1段目を外してみたら、2段目の白いご飯の上には海苔で『自分を信じて』の文字が。
大事そうに大事そうに見つめる安達。
安達「…いただきます。」
これ、Twitterの誰かがされてた考察なんですけど、このお弁当OPのときの黒沢さんが作ってたお弁当なんじゃないかって。そうだとしたらこんなに幸せそうな顔で、安達を想って作られたこのお弁当は本当にスペシャルでとっても美味しいお弁当なんだろうなぁ…って。素敵だなって本当思いました。
❻もう結構よ
事前に心の声で今回の企画案がパッとしないと言われていたことで、落ち込む気持ちや焦る気持ちも相まって緊張した声色で話し始める安達。すると開始早々…
寺島「なんだか地味ね。」
安達「え?」
寺島「君…どうしてクリップで勝負しようと思ったの?」
どストレートに聞かれる安達。
安達「そ、それはですね…3ページ目をご覧いただいて…」
しどろもどろに答えようとした安達ですがその途端、バサッと机に髪を叩きつける無情な音が聞こえます。
寺島「もう結構よ、お疲れ様。」
淡々と資料を片付け始める企画部の人々。
安達『これで終わり?…見込みないやつには時間は割けないって?』
寺島「下がってもらって結構よ。」
その場で固まる安達に冷たい声をかける寺島部長。自分の手元にある『エールクリップ』の資料に目を落として、やるせない気持ちが湧き上がるのを感じます。
安達『せっかく黒沢に…たくさん特訓してもらったのに…。』
寺島「…君??」
動こうとしない安達に苛立つ声で呼びかける寺島部長。ぎゅっと手を握りしめる。
安達「さっ…最近の文具は…見栄えばかり重視しているので。」
ハッとした表情の部長。
安達「文具本来の機能性や使う側の気持ちを考えられるものを…企画したいと考えました。」
寺島「…続けてちょうだい。」
❼魔法の力を使った後悔
開いたエレベーター。
安達『あんなのズルだ…。結局魔法で知った情報を使って……興味をひくなんて……。』
握りしめられた掌をどうもすることもできなくて。
黒沢「安達?!」
ちょうど出張帰りの黒沢。安達を迎えに来ようと思っていたようで偶然会えて嬉しいと喜んでいました。でも…自分が魔法の力を使ってプレゼンの点を稼いでしまったことがどうしても後ろめたくて自分も黒沢に会えて嬉しいのに素直に喜べない。そんな安達の様子を機敏に感じて心配してくる黒沢。そんな黒沢を振り切るように「かえろ」と声をかけたときでした。
寺島「君!」
寺島部長に声をかけられた安達。残念ながら安達は最終選考には残らなかったとのこと。
寺島「でも…文具への考えは悪くなかったわ。…それだけ。お疲れ様。」
そういって足早にその場を後にした部長。そんな背中を見送りながら感心したように声をあげる黒沢。
黒沢「すごいな安達は!」
安達「え?」
黒沢「寺島部長が人を褒めるなんてかなりレアだよ!!!」
褒めてくれてもやはりうかない顔…だって唯一褒められたその点は自分の実力じゃなくて魔法のおかげだったから。
結果がわかった今、安達は応援してくれたのにごめんと黒沢に謝ります。ここは落ち込むとこじゃなくて喜ぶとこだよ!と励ましてくれる黒沢ですが安達の表情はなかなか晴れません。慰めるように肩に手を置いた黒沢。
黒沢『頑張ってればちゃんと伝わるんだなぁ!ちょっとは自信ついたかな…安達が"俺なんか"って思わず、笑ってくれてれば…それで』
立ち止まる安達。黒沢が純粋に自分を応援してくれていたのに自分はちゃんと自分の力で勝負しなかった。こんなんじゃ黒沢に申し訳ないし、顔向けなんかできないよ…、って思ったりしたかな。
安達『こんなことなら潔く引き下がった方がマシだった。頑張ろうって決めたのにズルまでして…結果自分の中身が空っぽってことに気づいただけで。』
ネガティヴな思考は止まらない。混乱した頭は自分がしてきた努力を全部否定してしまう。
❽カミングアウトと別れ
黒沢の家に帰ると、なんと黒沢さんは安達を労わろうとフルコースもすごい数々のご馳走を用意してくれていました。仕上げにはシャンパン。嬉しそうな顔で「やりすぎだったかな…キャンドルとか…」って笑いかけてくれる。
今はどんな優しさだって辛い。…だって…黒沢が評価してくれた自分はきっと本当の自分なんかじゃなくて魔法の力を借りた自分だったから。
乾杯をすると聞こえてきた黒沢の心の声。
黒沢『元気ないな…安達。』
足先が触れ合っていたのでした。
黒沢『デートの話…してみようかな。誰にも邪魔されず花火が観れるとっておきの場所があるって!アントンビルの屋上、知り合いに頼んで貸してもらえるんだぁって!…いや…サプライズ感がなくなるか…。』
安達を元気付けようと頭をフル回転させてくれているそんな黒沢に、ごめん…もうサプライズ感なくなったと心の中で謝る安達。
黒沢『それとも冗談言ってみるか?ご褒美ちょっと貰えるかな?とか(笑)』
ご褒美って冗談だったのね。
安達「ご褒美って…何すればいい?」
心の声だというのに、もう余裕もなくて少しやさぐれた安達は、期待を向けてくれる黒沢にもう期待をされてもといった口調なのか少し棘のある言い方で返事をしてしまう。
黒沢「俺また声出てた?」
安達「あっ…あいや…」
焦った顔の黒沢に安達はまたやってしまったと思います。
安達『こんな魔法さえ…なくなれば…悩むこともなくなるのかな』
本当は声に出してないのに、また声に出してしまった、と落ち込んでいる黒沢へ。苦しい自分を解放してしまいたくて。
安達「黒沢…俺…よくわかんないから…その…。」
黒沢に目を合わせずに。
安達『魔法なんて…無くしてしまえば!』
童貞さえ卒業してしまえば、魔法もなくなる。そしたらこんな心の声を聞いて苦しむこともなくなる。
安達「教えてくれよ。」
真剣な面持ちをした黒沢は正確にその言葉の意味を汲み取ってくれたのか。
黒沢「…わかった。」
そういうと向かいの席に座っていた黒沢は立ちあがって、ゆっくりと安達の元にやってきました。緊張した面持ちでそんな黒沢を見上げ、瞼を下ろしてキスを待つ。そんな安達の顔を手の甲で触れて…
黒沢『なんだよ急に…可愛いじゃん。…けど…ちょっと安達らしくないな。きっと勇気を振り絞ってくれたんだよな。』
違う。
安達『勇気なんかじゃない。』
じっと安達の顔を整った美しい顔で見つめる黒沢。いつもと違う安達に戸惑いつつも大好きな安達のお願いはいつだって嬉しい。
黒沢『その優しい気持ち…すごく嬉しい。』
でも違う。
安達『優しさなんかじゃない。』
(参照元: 公式Twitter https://is.gd/g66aoC)
安達『黒沢の気持ち…全部知ってて…今利用しようとしてるんだ!』
近づいてきた黒沢を思わず突き飛ばす安達。利用しようとして口走った言葉。でもそんなんでこんなに自分を想ってくれている、こんなに優しい黒沢を騙したりなんかできない。既の所で思い止まる。
安達「あっ…ご、ごめん!!!」
思いっきり吹っ飛ばされた黒沢。遠くの方で尻餅ついてました。ごめんと言われて、なのにいつもの爽やかな笑みを見せる黒沢。大丈夫じゃないくせに大丈夫なフリを瞬時にできるくらい黒沢は相手の気持ちに敏感で、これまできっとたくさん傷ついてきたんだ。
黒沢『やっぱり…無理させちゃった?』
そんな心の声が聞こえてきて。
安達「ち、違う!違うんだ!」
黒沢「え?」
安達「俺、黒沢に言わなきゃいけないことがある!!!」
安達の様子がいつもと違うとわかって心配した面持ちで次の言葉を待つ黒沢。気持ちが昂って息が荒くなる安達。
安達「俺…っ…触った人の心が読めるんだ。」
一瞬動きの止まる黒沢。どういうことだ?とでもいうように目が泳ぐ。
安達「この前の誕生日から…ッこうなって!童貞だと魔法使いになるっていうだろ?あれ本当で!!!」
一度口にしてしまえば止まらない告白。信じてもらえないんじゃないかと必死で。
安達「サプライズの話、全部聞こえてた!アントンビルの屋上だよな?さっきも俺らしくないって心配してくれて。」
伝えなきゃ黒沢に。でも……
安達「…ごめん…今まで黙ってて…っ…最低だよな。でも嘘じゃなくて」
黒沢「安達。」
自然と流れていた涙。そんな自分の肩を「落ち着いて」と触れてくれる黒沢。ゆっくりと座らされます。
黒沢「嘘なんて思ってないよ。」
触ったら心の声が読めるって言ったのに、自分の手首を握ってくれる黒沢。にこやかに笑っていってくれる。
黒沢「安達がこんなに真剣に話してるんだ。嘘なわけない。」
心の声を読まないように…そっと手首にかけられた黒沢の手をどかせます。
安達「それだけじゃないんだ…。」
黒沢「え?」
安達「俺…今、魔法の力がなくなるのが怖い。…魔法なしじゃ…黒沢とうまくいかないかもって…こんなのおかしいだろ…っ???こんな……一緒にいる資格ないだろ?」
自分だけじゃ黒沢がどう思ってるか分からない。どう喜ばせたらいいかもわからないし、何で悲しんでるかもわからない。自分に何を期待してるかとか全部全部…
安達「もう……どうしたらいいかわかんないんだよ……。」
きっと本人は黒沢のことを思ったよりも好きで仕方なくなって、黒沢を失うことが怖くて。でも黒沢は今の自分を好いてくれてて、心の声を読む魔法の力がなくなってしまったらそんな自分を保つこともできない。そういった不安もあったでしょう。でも何よりも黒沢が、心の声を聴かれてるなんて気持ち悪いんじゃないかって、居心地悪いんじゃないかって黒沢想うゆえに、だから自分からは別れようだなんていえない。だって失いたくない。
そんな安達に黒沢は妙に落ち着いた声で伝えてきました。
黒沢「俺は…安達が苦しくない…選択をして欲しい。」
そうきたか…と私は思いました。
黒沢「安達には笑ってて欲しい。」
完璧に見えるくせに本当不器用。本当は安達を失いたくなんかないくせに、心の声が聞こえるだなんて真実だとしてもそんなの関係ないくせに。安達が苦しんでいるのを知っているから、自分といることで何かプレッシャーだったり苦しさを生むようなことがあったりするなら除いてあげたい。自分の気持ちよりも安達の気持ちを優先したい。
黒沢「俺たち…もうここでやめておこうか。」
言葉が足りないんだよ!!!黒沢!!!そんなの……安達はどんだけ黒沢に愛されてるか…まだ自信がないんだから!そんなこと言ったら嫌われたって勝手に思っちゃうじゃんか!!!
(この黒沢の表情すごい…揺さぶれられる…)
なんで……
言われてしまった。自分が啜り泣いてるその音だけが響く空間。頷いてはいけない…ここで頷いてはいけないとわかってる、そしたら終わりだって。でも同時にそう黒沢から言ってくれてほっとしてる自分もいる。
こくん、と…頷いた安達。
頷くな、頷いて欲しくない…。でも安達は頷いた。これ以上…苦しめることなんて。上手く笑うことなんかできないくせに無理して笑って…
黒沢「…わかった!」
その言葉を聞いた安達。
安達「ごめん。」
黒沢の横をすり抜けると自分の荷物を掴んで黒沢の部屋を後にした安達。安達の心にある想いは…………。
…………
……
…
辛すぎて語っちまいましたよ!!!最終話前は辛いってわかってるのにやっぱりつらいよ!(日本語おかしい)くっそぉおお!!!バレンタインスピンオフがあるから大丈夫だと思っててもつっらい!!!最終話がクリスマスだなんてロマンチックだし最高って思ってた先週までの自分….グッバイ。今はただ、早くクリスマスに来て欲しい。幸せにしてくれ!くっ……!
【前回感想】
ということで、今回はここまで!